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フレームからタイヤを外した時、以前You Tubeで見たマネをして軸を持ってホイールを回してみたところ、ゴリゴリとした違和感がありました。
どうやらホイールの中にはベアリングが入っていて、古いグリスが劣化したり、雨水や土が入り込んで回転が渋くなったりするようで、時々掃除してグリスアップしたほうが良いようです。そんなに難しくないとありましたので、やってみることにしました。
必要なもの
17ミリ レンチ 2本、 パーツクリーナー、 グリス、 汚れを拭き取る為の ウエスや綿棒
それではやってみましょう!
まずはフレームからホイールを取り外します。私のマウンテンバイクはクイックレリーズ式と呼ばれる固定方法で、レバーを倒すと固定が解除され、簡単にホイールを外すことができます。
次に両側のナットを外していきます。以前Amazonで購入した薄型の17ミリレンチを使いました。反対側は空回りしないように、モンキーレンチで抑えておきます。構造を絵にしてみました。ナットが玉押しという部品を押し込んで軸中心側との間の鋼球に圧をかけています。締め込みが弱いと圧がかからずガタが出てしまい、締め込み過ぎると回らなくなってしまうようです。ブログ書きながら外す前にナットの締め込み量を測っておけば良かったかなと思いましたが、既に後の祭りです。
ナットがある程度緩むと両側の隙間から鋼球が溢れてくるので注意が必要です。コロコロと転がっていくとムダな捜索時間に手を取られます。
分解が終わりました。片側が酷く変色していました。サビが出ているようです。鋼球も茶色くなっていました。まずは外した部品とホイール中心部をパーツクリーナーで掃除します。
細かいところの掃除には綿棒が役立ちます。綿棒を置くまで差し込んで細かいところに残った古いグリスを絡め取ります。茶色く濁ったグリスはあまりにも酷い絵面だったので、写真撮るの止めました。
汚れを取った鋼球には傷がありました。本来であれば交換したほうがいいのでしょうが、今回は新しいグリスを入れて様子を見てみます。グリスはホームセンターで購入したリチウムグリスを使いました。雨水の侵入を防ぐ役割もあるようなので、溢れるくらい入れてはみ出したのを拭き取ることにしました。
最後にナットを締め込んで玉押しの調整をします。インターネットで見たところ、緩いよりちょっとキツ目くらいのほうが良さそうなので、締め込んでは回してみるというのを繰り返しながら調整しました。
ホイールをフレームに戻します。ブレーキをかけた状態でハンドルを前後左右に押してみてガタがないことを確認しました。
ホイール外しから戻すところまで三十分かかりませんでした。パーツクリーナーで洗浄するスペースを事前に確保していなかったので手間取ってしまいましたが、そこを改善すればもっとスムーズにできそうです。掃除前に感じたゴリゴリも解消されました。フロントと同様、リアもメンテナンスが必要と思われるので、近日トライしてみようと思います。