前回は中古で購入したロードバイクを分解しました。
- 1
ロードバイクを作る! その2 バラしてみた
2022/7/12
前回のあらすじ マウンテンバイクから次はロードバイクに乗ってみたい、できるだけ出費を抑えたい、そんな思いから中古のフレームを購入しました。 今回は購入した自転車をバラしながら、再利用する ...
1.フレームのメンテナンス
フレームはアルミです。錆はありませんが、塗装が擦れたり日差しによって薄くなってざらついていました。このままでも乗れるので悩みましたが、今流行っている!?刷毛塗りマット塗装にチャレンジしました。
使ったペンキはこちら。優しい色合い、水性なので刷毛洗いも水でできる、乾けば耐水性抜群とあったので試してみました。
油汚れをマジックリンやパーツクリーナーで落としてから耐水ペーパーで足付け、中性洗剤で洗ってからパーツクリーナーで脱脂してから塗装を3-4回くらい塗り重ねてみました。ビアンキのチェレステカラーに似た淡い色合いに仕上がりました。
クリアを塗って保護する方もいるようですが、私はそのままにしました。表面がざらついているので汚れがつきやすいのと、塗膜が薄いのか、剝がれやすい印象です。ウェットティッシュで汚れをふき取ると、塗料の色がつくのも気になるところです。フロントフォークはクロモリ鋼で錆が浮いていたのでサンドペーパーで落としてから黒錆化させ、それから同じ要領で塗装しました。
ちなみに写真に写っているスタンドはこれです。メンテナンス台として、横置きスタンドとして、そして省スペースな縦置きスタンドとしても使える便利グッズです。
2.ヘッドセットパーツのメンテナンス
外すときに順番に並べて写真を撮っておく。とても重要です。これを怠ると組付け時に泥沼にハマります。(MTBの時に経験済み。)
パーツクリーナー等で汚れを落としたら、ベアリングは球と球の間にグリスを指で塗りこんでから元の順番で組付けました。
3.ハンドルやステムなど、取り外した部品を戻していく
早く乗りたくてたまらなくなってきました。外して掃除をした部品を逆の手順で取り付けていきます。
ステムとハンドルは再利用です。ステムの取り付けは上側のねじを締めてからステムとコラムを固定する2本のねじを締めるのが正しい順番だそうです。しっかりフォークを引き上げてからステムとコラムを固定する、というイメージでしょうか。
この自転車はもともとダウンチューブの左右にシフトレバーがついているタイプでした。
ロードバイクで一般的なハンドル部のレバーでシフトチェンジとブレーキが操作できるシステム(STI)を試してみたかったので、入門用の8速クラリスを購入しました。
元々シフトレバーがついていたところには、ワイヤーを通す為のアウターストッパーと呼ばれる部品を取り付けます。
取り付けるとこんな感じです。
掃除したクランクを取り付けていきます。クラリスは2x8変速なので、もともとついていたフロント3段だと変速できません。クランクとチェーンリングを2速用にする必要がありますが、早く乗りたかったので、ひとまず変速を使わない(必要なら手でチェーンをかけ替える)こととし、組付けました。
スプロケットは8速だったので、軽く掃除するだけとしました。タイヤとチューブは余っていたチャオヤンタイヤとシュワルベのチューブをもともとのホイールに組み合わせました。
MTBにはマッチしなかったチャオヤンタイヤ28C、ロードバイクならどうでしょうか?
ワイヤー類は新しいものを購入してYouTube見ながら取り付けました。
だんだん形になってきました。乗れる日が待ち遠しいなあ!