自転車いじりでハッピーに

マウンテンバイク フロントフォーク交換 リジット化

中古で購入した29インチのマウンテンバイク。YouTubeやインターネットで調べながら、色々と部品を交換したり掃除をしたりしながら乗っています。手を加えていくとどんどん愛着が高まっていくのも自転車いじりの楽しいところです。サスペンション付きのフロントフォークに赤錆が発生していて、ずっと気になっていました。錆を落としてもそのままならまたすぐに錆びてしまうし、摺動部分だから塗装するわけにもいかないので対処方法に困っていました。

 

色々調べている中で、マウンテンバイクのフロントサスペンションフォークを”リジット化”

するという改造を見つけました。サスペンション付きのフロントフォークをサスペンションなしに変更することを指しているようです。私は街乗りメインなので、普段はサスペンション機能をロックして使っていません。サスペンションつきで手ごろなフロントフォークがなかなか見つからないこともあり、リジット化も視野に入れて探すことにしました。

色々探し回った結果、Amazonで手ごろなものを見つけました。

MTB自転車超軽量ハードフォークM6 26 / 27.5 / 29/700Cインチ純粋なディスクブレーキマウンテンバイクフロントフォーク746g

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07TMDY9Q2/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

中国の出展者からの発送らしく、納期は1-3週間とありました。ちょっと不安ですが、価格が魅力的だったので試しに買ってみることにしました。

私の場合は注文してから約1か月で手元に届きました。中国郵便で現地発送となり、国内に渡ってからは日本郵便が配達してくれます。日本郵便の追跡サービスで状況を確認することができました。

それでは早速取り付けてみたいと思います。

必要な道具

六角レンチ

塩ビパイプ

バイプカッター

リチウムグリス

パーツクリーナー

 

1 既存のフロントフォークを外す

ハンドルの手前のネジを緩めて外します。

次にステムと呼ばれる部分のネジ2本を緩めます。

コラムを上に引き抜きます。スペーサが入っているときはこれも外しておきます。この状態でパイプ部分を下に押し込むとフレームから外れます。

フレームの上下部分にベアリングやらシールがあるので、外す前に順番を確認しておくのと、写真撮っておくのをオススメします。あとからとっても後悔します。

(順番を記録せずに外して並べた悪い例)

 

2.下ワンを移植する。

古いフロントフォークから下ワンと呼ばれる部品を外します。

マイナスドライバーを差し込める隙間があったので、ここからこじると簡単に外せました。新しいフロントフォークで再利用するので、掃除しておきます。

下ワンを新しいフロントフォークに取り付けるのには道具が必要です。

今回のフロントフォークのパイプ(コラム)の外径は28.1で、ホームセンターで売っている塩ビパイブVP30の内径が約29ミリなのでこれを使って上から叩き込みます。長さは30センチもあれば使えます。

下側のベアリングを外すとき、壊れているのに気づきました。

壊れたベアリングを持ってあさひに行って相談したら、レジの後ろのレターケースの中から合いそうなベアリングを選んでくれました。型番が特定できず、ベアリングの種類が沢山あるので、合うかどうかはやってみないと分からないようです。220円と高額ではなかったので、ひとまず購入して試してみることにしました。(無事使えました!あさひさんありがとうございました!)

3.コラムの長さを調整する。

外したベアリングやシール類を掃除して元の順番で取り付けていきます。まずはコラムの長さを決める為の仮組みなので、まだグリスアップはしません。スペーサーとステムを取り付けてコラムの長さを決めます。

しるしをつけたらフロントフォークを外して、パイプカッターで切断します。ダイソーで550円で購入したパイプカッターがまた活躍しました。

 

4.スターファングルナットを圧入する

フロントフォークのコラム部分はパイプなので、このままでは一番最初に外したねじを締め付けることができません。スターファングルナットというナットをこのパイプの中に圧入することで、ねじが締結される、という仕組みのようです。

圧入する為の道具を準備しました。

長ねじ、ナット、ワッシャ、ゴム板 あわせて500円くらいでした。

こんな感じでフロントフォークの下側のナットを締めていくとスターファングルナットがパイプの中に引き込まれていく、という仕組みです。ゴム板はワッシャがフロントフォークに当たって傷をつけてしまうのを防ぐ役割です。大きな力も必要なく、意外とスルッと入っていきました。

 

あとは上下のベアリングにたっぷりとグリスを塗って組み付けていきます。

上のネジを締めてからステムのねじを締めるのが正しい順番だそうです。そうしないと、上のねじによってフォークがコラムが充分に引き込まれないままになってしまうため、ガタが出てしまいます。

(こっちを先に締める。)

交換してみた感想

・錆が出ていたフロントフォークが新しくなり見た目がよくなりました。

(チャイナっぽいロゴはシールなので、気になるようなら剥がせそうです。)

・重さを量って比べたわけではないのですが、明らかにフロントフォークが軽くなったことにより、以前よりも漕ぎやすくなった感じがあります。

・フロントフォークが短くなった為、ハンドル操作が以前よりもダイレクトな感じがあります。

・フロントフォークが短くなったことにより車体が前方に倒れた為、ペダルが以前よりも地面に近くなりました。ペダルが一番下に来た状態でコーナーを曲がる時にペダルを地面に擦る時が時々あります。

・ディスクブレーキのローターとの干渉もなく、取り付けもばっちり

 

部品、工具代含めて1万円以内に収めることができ、満足のいく仕上がりになりました。

次は変速の調子が悪いので、メンテナンスと交換を予定しています。

 

 

  • この記事を書いた人

penkun

自転車ライフを楽しもう!自転車いじりに目覚めたペン君の自転車生活を描いていきます。

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