自転車いじりでハッピーに

機械式ディスクブレーキのワイヤー交換作業

以前ブレーキキャリパーを交換した時に、ブレーキワイヤーも傷んでいたのですが、購入するのを忘れてしまった為、手元にあった古いブレーキワイヤーを転用していました。このワイヤー、スチール製だったようで、錆が出ていたのと、長く切り残してしまい不格好だったので、交換することにしました。

錆びが出ているブレーキワイヤー。長く残して切ったのも残念な仕上がり。

必要な部品と工具

シマノのブレーキワイヤー。

MTB用とロードバイクで端っこの形状が違うようなので注意が必要とのこと。長さは同じでした。

ワイヤーを切断するのに使ったワイヤーカッターと六角レンチ(5mm)

以前使っていた、プラモデルを組み立てるような細いニッパーだとうまく切れなかったり、スパッと切れずに端っこがほつれたりしてしまうことがありました。そんなに高くないので、これから自転車いじりをしようと思うのであれば、1本買っておいたほうが作業がスムーズだと思います。

 

1.古いワイヤーを外す

エンドキャップをワイヤーカッターで切断

ほつれ止めのエンドキャップの近くを切断してワイヤーを引き抜けるようにします。

 

六角レンチ5mm

5mmの六角レンチを使ってブレーキキャリパーとワイヤーを固定しているねじを緩めます。

ハンドル側の調整ねじ(ナット)を締めこむ

ハンドルレバーの根本に大小二つの調整ねじがあります。ワイヤーは使っているうちに伸びていってしまうので、それを調整するためのねじです。小さいほうを緩めるとワイヤーを張ることができます。調整が終わったら、固定するのが大きいほうのねじです。今回は新しいワイヤーに交換するので、まず大きいほうのねじを緩めてから、小さいほうのねじをいっぱいまで締めこんだ状態にします。

調整ねじが締めこまれた状態かつ、ワイヤーを外すための切り欠き線が揃っている状態

調整ねじには切り欠き線が入っています。レバーの線にこれをあわせることで、ワイヤーが外せるようになります。

2.新しいワイヤーをホース(アウターケーブル)の中に通す

古いワイヤーを外した時と逆の手順でワイヤーを差し込みます。特に難しいところはありませんでした。

ワイヤーにグリスとか潤滑油を塗ったほうがいいのかなとも思いましたが、インターネットで調べたところ、塗らなくてもよいようなので、今回は何も塗らずに差し込みました。

 

3.機械式ディスクブレーキの調整

前回キャリパーを交換した時にてこずった記憶があったので、今回は事前に勉強してから望みました。

こちらのサイトで勉強させていただきました。

京都のスポーツサイクルショップきゅうべえ様のホームページより

写真付きの解説でとても分かりやすくて助かりました!この通りにやってみたら今回は1回でうまく調整することができました。きゅうべえ様ありがとうございました!

 

完成!

ビフォー

 

 

アフター

 

今回は短めに切断しました。以前はイオンバイクで買った金色にアルマイト処理されたエンドキャップを使ってましたが、先日買いに行ったら売り場が変わって無くなってしまいました。ワイヤーに1つついていたのでペンチで取り付けて完了!

おまけ

お散歩中にホームセンターに立ち寄ったのでハンドル取り付け部の錆だらけだったねじをステンレス製に交換しました。M6x20mm 4本で156円!前回黒染めのねじを買ったときにはサイズを間違えてしまって交換してもらったので、今回は六角レンチを持ち込み駐輪場でねじを外して売り場の見本でサイズを確認しながら購入したのでぴったりのねじが買えました。ステムの縦側?のねじも錆びているので交換しようとしましたが、特殊なねじ(M7x1.0?ユニファイ並目?)なのかサイズ特定できなかったので今回はパスしました。

ビフォーの錆ねじ撮り忘れました。

 

ちょこちょこ手を加えていくと、愛着が湧いてきますね。次はどこをいじろうかな♪



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penkun

自転車ライフを楽しもう!自転車いじりに目覚めたペン君の自転車生活を描いていきます。

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